土曜日, 2月 15, 2003

[更新状況]

Iron Gate にプラトン 『パルメニデス』を追加しました。


金曜日, 2月 14, 2003

[欧州最大のゲイ・フェスティバル、マンチェスターで開催へ]

今年の夏、イギリスのマンチェスターで10日にわたって「ユーロプライド」が開催される。そしてそのハイライトが水泳競技になるようだ。

Europe's biggest gay festival to be held in UK [The Gurdian]

世界で最初に産業革命が起こったマンチェスターは、現在では、ヨーロッパ最大のゲイの街に変貌した──そんな書き方がガーディアン紙らしい。ソツなく、マンチェスターに関して、ユーロプライドに関して、纏めてある。記事によるとこのゲイ・フェスティバルは、エキゾティックなパレードに始まり、映画祭、各種問題(政治や健康)についての討論会、スポーツ競技など様々な催しが開かれる。しかも10日間というのが凄い。


木曜日, 2月 13, 2003

[EU、同性結婚後押しへ]

ストラスブールで開かれている欧州議会で、同性結婚を各国に促す議案が認められた。

Euro Parliament Backs Gay Marriage [The Data Lounge]

現在EUの中で、完全に同性結婚が認められているのが、オランダとベルギー。フランスやドイツ、北欧では結婚に準じた同性パートナー制度がある。逆に何もない国がイタリア、オーストリア、ギリシア、アイルランド、ルクセンブルク、スペインで、これらの国には(パートナーに対する)病院の面会の権利すらないという(無論、日本もそうだ)。

こういった国によるバラつきを是正しようというのが、今回の提案となっており(例としてオランダ人とイタリア人が現在「結婚」した場合の「不都合」が書かれている)、欧州全体としてゲイのリレーションシップを法的に保護する方向に動き出した、ということだ。


水曜日, 2月 12, 2003

[Dell Dude、逮捕される]

日本でもつい最近、作家の中島らもが捕まったけど(といってもらも氏については別に何の関心もないけど)、アメリカでは、ゲイにも人気のデル・デュード( Dell Dude、デルPCの宣伝ボーイ)ことベン・カーティス君がマリファナで逮捕されちゃった!

それで2CHほどでもないけど、アメリカの掲示板でも槍玉にあがっているよう。
http://www.tubescanboard.com/showthread.php?postid=132479#post132479








火曜日, 2月 11, 2003

[英国初、ゲイの裁判官誕生へ]

ゲイを公言しているエイドリアン・フルフォード氏(Adrian Fulford、49歳)が、国際犯罪裁判の英国代表に指名された。英国史上初のオープンリー・ゲイの裁判官就任となる。

Britain Gets First Openly Gay Judge [Gay.com UK]

記事によると、フルフォード氏は10年前、雑誌 Gay Times のインタビューで自分のセクシュアリティについて語り、(どうでもいいと思うけど、笑)現在、スペイン人の学生と同棲しているという。写真を見ると、ルックスはフーコー似のスキンヘッドでずいぶんと貫禄があるようだ。



月曜日, 2月 10, 2003

[更新状況]

Iron Gate に三島由紀夫 『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』を追加しました。


土曜日, 2月 08, 2003

[更新状況]

Iron Gate に谷川渥『だまし絵』 を追加しました。


金曜日, 2月 07, 2003

[ゲイ男性を殺害した犯人、死刑執行される]

1993年、テキサスで23歳のゲイ男性を誘拐、殺害したヘンリー・ダン被告の死刑が、火曜日執行された。

Convicted murderer set to die in Texas

裁判で検察はダン被告が、仲間二人とともにゲイの集まる公園で、被害者を誘き出し、暴行を加えた上、銃で殺害したと主張。被告は被害者のトラックに乗っていたところを逮捕された。被害者を撃った銃はダンのものであると認められた。殺害に加わった仲間のドナルド・アルドリッチも同様に死刑判決。当時17歳だったデヴィッド・レイ・マクミランは終身刑が言い渡された。

一方ダンは処刑前、AP通信に対し、「自分は同性愛者を憎んでいない」と語り、さらに別のインタビューでは、「自分が撃ったのではない。私たちが立ち去ったとき、被害者は生きていた」と述べた。

しかし地方検事局のジャック・スキーン氏はダンの主張を強く否定し、「この事件で最も忌むべきことは、憎悪(ヘイト)だ」と語った。





木曜日, 2月 06, 2003

[更新状況]

Iron Gate に塩野七生 『ルネサンスとは何であったのか』を追加しました。


水曜日, 2月 05, 2003

[ルー・ハリソン、死去]

アメリカを代表する作曲家ルー・ハリソン(Lou Harrison、1917生まれ)が亡くなりました。85歳、死因は心臓発作でした。

Composer Lou Harrison dies at 85 [Gay.com]

ハリソンはシェーンベルクに学び、ジョン・ケージやヴァージル・トムソンらと一緒に音楽活動を行った。その後ガムランなどのアジア音楽を取り入れた折衷的なスタイル──つまり「ハイブリッド」な作品を書いている。

……無論、 Gay.com のニュースになるのに相応しい音楽家であって、記事によると、サンフランシスコのゲイ・パレードに頻繁に参加し、彼のパペット・オペラ「若きシーザー」(Young Caeser)は明快なゲイテーマの作品であるという。また指揮者マイケル・ティルソン・トーマスのために「Parade for MTT」という曲も書いている。

ご冥福をお祈りいたします。

[ゲイを理由に解雇した経営者に対し、千百万ドルの支払い]

ニューヨークの裁判所は、不動産経営者リオーナ・ヘルムズレイに対し、元従業員への約千百万ドル($11.175 Million)の支払いを命じた。理由は、ヘルムズレイがゲイを理由にホテル・マネージャーを解雇したからだ。

Helmsley Owes Ex-Hotel Manager $11.175 Million [Yahoo! News]

Queen Of Mean Must Pay $11M To Gay Worker [365Gay.com]

まあ、何というか、金額の高さにまず驚いた。11Mドルというと、100円換算でも11億円以上。しかし彼女の資産状況、および元従業員へのゲイ差別的な発言、さらには偽証(元従業員がホテルの部屋でセックスパーティを開いていたとか、コンドームが落ちていたとか、ディルドがベッドにあったとか……)が明らかになったことで、この金額になったようだ。プラス、彼女は脱税で収監されていたこともあったという陪審員制では「致命的な前科」も一つの原因かもしれない。






火曜日, 2月 04, 2003

[サラ・ペティットを称えて]

先月亡くなった Out magazine の共同設立者であり、ニューズウィーク誌の編集者でもあったサラ・ペティット(Sarah Pettit)さんを称えて、母校のイェール大学に彼女の名を取った特別奨学基金(fellowship)設立の計画が進んでいる。

Honoring Sarah Pettit

記事によると、ペティットさんの友人であるラリー・クライマー氏が基金設立に奔走しており、すでに大学の許可は得ているという。内容はもちろんレズビアン&ゲイ・スタティーズ関係だ。

Out magazine はファッショナブルなゲイ&レズビアンのライフスタイル雑誌。1992年に創刊され、このときペティットさんは25歳だった。

月曜日, 2月 03, 2003

[ヘイトクライムで死刑適用へ]

これまでアシュクロフト司法長官の名前は、同性愛に冷淡でアタマの堅い超保守派の代表であった。当然ゲイ・メディアも彼のことを批判的に書いてきた。しかし今回は物分りの良い「いい人」っぽい(掲載されている写真も穏やかな感じだ)。
それは二人のレズビアンを殺害した犯人に対し、ヘイトクライムとして死刑が検討されているからだ。

Hikers' Slayings Seen As Anti-Gay Crime [Washington Post ]

Death Penalty Sought In Lesbian Slayings [365Gay.com]

このニュースの意義は、多分、「連邦」検事局が犯人に対して、ヘイトクライムを適用した最初のケースだからということだろう。つまりこのことは性的指向を動機とした犯罪を、アメリカのどこにでも適用できるからだ。記事によると、この法律「Virginia's 1994 law 」は、ゲイ&レズビアンに対して行われた犯罪において、より厳しい処置が認められる、ということだ。

そしてその最初の適用によって、死刑。このインパクトの大きさは、そのまま、この大物保守派政治家の侮り難いパワーの大きさに繋がっているように思える。




WIRED NEWSの「ルネッサンス時代のハッカー——NYでレオナルド・ダ・ビンチ展」 という記事が面白い。現代のハッカーたちがレオナルドに親近感を抱き、彼を仲間だとみなしている、というものだ。

さらにそこから飛んで、メトロポリタン美術館で開催している特別展のサイトもとても見応えがある。テクストが充実しているのはもちろんだが、何より画像のズームイン、ズームアウトが自在に調性できる。さすがだ。

Leonardo da Vinci, Master Draftsman




日曜日, 2月 02, 2003

[更新状況]

Iron Gate にイリヤ・エレンブルグ『トラストDE』を追加しました。


土曜日, 2月 01, 2003

[ゲイの政治家、党首選へ]

カナダの進歩保守党(Progressive Conservative Party)の党首選に、ゲイを公言しているスコット・ブリソン(Scott Brison )氏が名乗りをあげた。

Out Canadian politician to run for party leadership [Advocate]

このニュースが興味深いのは、欧米にはゲイの政治家が多くいるが、どちらかというとその多くがリベラル政党所属なのに対し、このカナダの進歩保守党は、その名のとおりトーリー(Tory)だ。スコット・ブリソン氏の言も「我が友人であり、パートナーであるアメリカ」に同調するスタンスを見せている。

で、ブリソン氏のキャンペーン・サイト。

http://www.brison.ca/

ちょっとカッコイイかも。


[ゲイの消費動向、フォード、トヨタが人気]

アメリカのGLBTコミュニティの消費動向調査が発表になった。

Largest Gay Consumer Study Reveals Automotive, Food and Beverage Preferences [Gaywire]

これによると、ゲイの自動車の購買意欲は非常に高く、特にフォード車が人気らしい(以下トヨタ、シボレー、ホンダ、ダッジと続く)。
また飲食にも金を使い、レストランも多く利用するということで、例えば38%の人が週に2-4杯のワイン(カリフォルニアまたはフランスワイン)を飲む、なんていう統計まで出ている。
だから……というわけで、この調査を行ったシラキューズ大学の研究者は、これらの業種に対し、この調査結果を生かすようアドバイスしている。



金曜日, 1月 31, 2003

[ブルース・ラ・ブルース、サンフランシスコで個展]

「ゲイ男性(と他の人たち)の鼠蹊部から急所にかけて火をつける」映画監督であり写真家であるブルース・ラ・ブルース(Bruce LaBruce )が、サンフランシスコのギャラリーで個展を開くという。

Randy iconoclast[Salon.com]

まあ、ブルースの作品はアート志向のポルノ、ポルノ志向のアート──つまりヌケるアートであり、美的なポルノなので、ギャラリーで鑑賞するのも、違った興奮を呼び覚ますかもしれない(これで「バックルーム」があれば完璧、シャレたクルージング・スペースになるだろう)。
ただ記事にもあるように、写真の多くは「Honcho magazine」のイメージを踏襲しているという。「Honcho magazine」はハード・ゲイ専門誌だ。
それとブルースの恋人がイスラム教徒というのが凄い。


[ベルギー、同性結婚可決へ]

ベルギー議会は、同性結婚(same-sex marriages)を認める法案を可決させる。

Belgium expected to approve gay marriages [Advocate]

記事によると、法案はすでに上院を通過し、下院でも多数の支持を受けている。この法案成立によりベルギーはオランダに続き、同性結婚が可能になる。同性カップルは異性カップルと同等の権利を有することになるが、ただし養子を取ることは認められていない。

このベルギーの法案の特徴は、最初の段階では、結婚相手がベルギー国民及びこの種の同等の法律を持つ国の国民との間(つまり相対主義か)に限られていたが、最終バージョンでは、誰でもOKになった。要するに国際結婚がOKということだ。
オランダの場合は、オランダ国民ないしオランダ居住者間でしか婚姻が認められていない。



木曜日, 1月 30, 2003

[同性間のDV]

こういうのを「進んでいる」と評するのは不適切かもしれないが、ジョージタウン大学の調査によって、同性パートナー間のドメスティック・ヴァイオレンス(DV)の実体が明らかになった。

Georgetown University releases domestic violence study [Advocate]

この記事によるとDVの犠牲になるのは、HIVポジティブの人たちが多く、年齢的には40代前後。経済的にパートナーに依存していることが多いので、暴力に耐えるかホームレスになるしかない、という選択を迫られるようだ。