土曜日, 2月 28, 2004

[更新状況]

ディスクレビューにルチアーノ・ベリオ 『シンフォニア』を追加しました。


金曜日, 2月 27, 2004

[更新状況]

ディスクレビューにデュティユ 『メタボール』を追加しました。

木曜日, 2月 26, 2004

[アルとドンに花束を]

Wired News らしい「着眼点」で描かれるサンフランシスコ同性愛結婚の模様。やっぱりインターネットは素晴らしいメディアだ。

全米で初めて同性結婚を認めたサンフランシスコ市に、ゲイたちが集合 [Wired New 日本版]

「私自身は同性愛者ではなく、この夏に結婚する予定だが、そういう(結婚は男女の間でのみ許されるという)考え方はおかしいと思う。この気持ちを伝えたかった。祝福の気持ちを表すのに、美しさの点で花を贈る以上の方法があるだろうか?」
と語るメアリー・バンラーケンさんは、「サンフランシスコに集まった同性愛カップルに花を贈る」という運動を始めた人物。彼女の呼びかけに、大勢の人が応じた。そしてそれは、アメリカだけでなく、カナダやオーストラリアでもその「運動」が知られるようになった。もちろん、それこそがインターネットの力だ。

「動き出したい。国中のゲイやストレートやそれ以外の人が、結婚するために並んでいる人たちに花を贈り始めたらすごいじゃない?」と彼女は語る。

また、ダレン・ベアフットさんによって、『アルとドンに花束を』というサイトもできた。「国中の人々が赤の他人に花を贈るというアイディアがすばらしいと思った。今は、人々の善意に圧倒されている。200人を超える人たちが2ドルから100ドルを寄付した……これは驚くべきことで、インターネットの動員力をよく物語っている。人々を——寄付した人も受け取った人も含めて——こんなに喜ばせることができてうれしい」


火曜日, 2月 24, 2004

[ゲイを装った徴兵逃れは許さない]

というイタリアのニュース。

Italy hunts down fake gay soldiers [Gay.com UK]

記事によると、イタリア政府は、セクシュアリティを偽って徴兵制を逃れた男性を逮捕する方針を決めた。なんでもイタリアではゲイ男性は軍隊に入隊できないそうだ。だから、徴兵を逃れるために、多くの男性が「自分はゲイである」と偽って申告したり、多額の金を支払って医者に「ゲイであることの」証明書を発行してもらう者もいるという。

で、この事態を憂慮した当局は、そういった男性の「遡行調査」や「おとり捜査」を行って、「彼」が本当に「ゲイであるか」を調査し、もし「ゲイでなかったことがバレたら」逮捕するという(実際に、逮捕者が出ている)。

しかし、どうも、この「政策」は根本的な解決にはならなと思うのだけどな。いったい「おとり捜査」って何やるんだろう。

日曜日, 2月 22, 2004

[ユダヤ・コミュニティ、「同性結婚問題」によって分裂 In ロシア]

サンフランシスコ発でもマサチューセッツ発でもない(無論、BBC他でもなく)、「純正ロシア」ゲイ・ニュース。
ゲイ・ロシアの英語版の記事より。

Same sex marriages prevent Russian Jews from unification [GAY.RU]

記事によると、ロシアの二つの有力ユダヤ人組織が統合をめざし議論を進めていたが、「同性結婚」と「同性愛」をめぐって意見が対立し、結局、統合問題は決裂に終わった。

発端は、Alekseyevaというジャーナリストの記事。Alekseyevaは、その記事の中で、Jewish communities側は、同性結婚を支持し、女性と同性愛者の地位向上を強烈にプッシュしていると指摘。これについて、Jewish communitiesの代表者は、この記事の内容を否定したが、このことが統合に反対するグループに有利に働いた。つまり、Jewish communitiesの(同性結婚への)「リベラリズム」が、ユダヤ人組織の統合を事実上不可能にした、ということだ。